年が明けてから既に3回上京しています。1月22日は党基地問題連絡協議会総会、1月30日は普天間基地撤去全国集会、2月17日は議員団総会でしたが、議論になったのは沖縄基地問題でした。ですから今年の上京すべてが普天間基地撤去関連です。今社民党として普天間基地問題が大きな課題になっています。当然政府もそうですが、党内部でも侃々諤々の議論があり、実は気まずい雰囲気もちょっとある感じです。
基地連総会でも議員団総会でも同じ議論になり、「普天間基地の国外、県外移転」の「県外」をどうとらえるかで意見が一致しません。共産党さんのように「普天間の無条件撤去であり移転先を我が国が考えるべきではない」と筋を通せばそうなりますが、わが党は政権を担う立場から、そんな無責任な態度はとれません。そこでグアム移転を提案しています。
しかし、わが党はグアム移転だけ主張すればいいのかと沖縄などから反論が出ています。「県外移転」も社民党として言ってきたし、沖縄の負担軽減を本気で言うなら、国内候補地も提案すべきだというこの意見も一理も二理もあります。当然国内候補地の当該党県連から猛反発ということになります。
社民党がいたから、辺野古への移転の結論を12月に出させなかった訳です。そしてその後の名護市長選挙で当事者である名護市民の声は「辺野古移転NO!」です。早い結論が必要ですが、13年かけて自民党政権ができなかったことを5月末までに無理して結論を出し、事態のさらなる悪化を招いてはいけません。とにかく積極的に米国との真剣な交渉で解決策を早急に探るべきです。
基地問題連絡協議会で発言する「高田よしのり」基地連副代表→
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